Dabbssonで好評のLシリーズに3000Wクラスの大容量モデルが新登場しました。
本記事では、まず3000Lの基本スペックや特徴、2000Lからの進化ポイントを解説。
また、他のメーカーですが、同じく3000Wクラスのポータブル電源で人気のJackery 3000 Newとも違いを徹底比較。
比較することでDabbsson 3000Lの理解も深まりますよ。
また、購入者の口コミや評判もまとめていきますので、ぜひ最後までお読みください。
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Dabbsson 3000Lの概要や特徴、進化点
まずはDabbsson 3000Lの基本的な性能や特徴、また下位モデルの2000Lからどう進化したのかを見ていきましょう。
製品概要
- 容量：3072Wh
- 定格出力：3000W（最大6000W）
- バッテリー：半固体リン酸鉄リチウムイオン電池
- バッテリー寿命：4000回
- 本体サイズ：約48.5×29.4×24.3 cm
- 重量：約25.8kg
- AC充電：1.7時間で80%まで充電
- ソーラーパネル充電：1200Wで2時間
- シガーソケット充電：37時間
- ポート構成：AC×7、USB-C×2、USB-A×2、DC×1、シガーソケット×1
- EPS機能：あり（0.015秒未満）
- パススルー機能：あり
- 専用アプリ：あり
- 保証期間：5年
- 発売日：2025年6月
Dabbsson 3000Lの主な特徴
【大容量・高出力】
3000Lという名の通り、3072Whという非常に大きな容量で、定格3000W、瞬間最大6000Wの高出力。一般的な家電製品のほとんどを同時に使用することが可能です。
家庭での非常用電源としてだけでなく、車中泊やアウトドア、DIYなど、様々なシーンで電力の心配なく利用できます。
【高性能バッテリー】
Dabbsson製品の特徴である半固体リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが引き続き搭載されていて、安全性が高く長寿命です（4000回以上は問題なく繰り返し充電できます）。
最近はリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているメーカーも多いですが、半固体リン酸鉄リチウムイオン電池はさらに安全性と性能が良いと言われています。
【業界最軽量クラスの重量】
3kWhクラスのポータブル電源としては、現在のところ業界最軽量クラスの25.8Kg。この大容量・高出力でありながら、男性であれば両手で無理なく運べる程度の重量であり、持ち運びやすさにも配慮されています。
【超急速充電】
AC充電では、わずか1.7時間で80%まで充電が可能です。急な外出前や災害時など、短時間で充電を完了させたい場合に非常に便利です。ソーラーパネル充電も1200W入力に対応し、2時間での満充電が可能（条件による）。
【豊富な出力ポート】
AC出力が7口、USB-Cが2口、USB-Aが2口、DCが1口、シガーソケットが1口と、合計13もの出力ポートを搭載しており、多様な機器への同時給電に対応します。
【EPS＆パススルー機能】
停電時にわずか0.015秒未満でポータブル電源からの給電に自動で切り替わるEPS機能（無停電電源装置）があり、パソコンなどの精密機器のシャットダウンを防ぎ、安心感を高めます。
また、ポータブル電源本体を充電しながら、同時に他の機器へ給電することが可能です（パススルー機能）。
【専用アプリ対応】
Dabbsson専用アプリを使用することで、Wi-FiやBluetooth経由で本体の遠隔操作が可能です。
バッテリー残量の確認、出力調整、急速充電モードの設定などがスマートフォンから手軽に行え、省エネ機能や家族共有機能も利用できます。
【高い静音性】
動作音が比較的静かで、室内やテント内での使用でも安眠を妨げにくい設計とされています。使用電力と温度に応じてファンの数が自動的に調整され、放熱性と低騒音を両立しています。
Dabbsson 2000Lからの進化点
Dabbsson 3000Lは、2000Lの優れた点を継承しつつ、以下の点で進化しています。
【容量の大幅アップ】
Dabbsson 2000Lの容量が2048Whであるのに対し、3000Lは3072Whと、約1.5倍に大容量化されています。これにより、より多くの家電製品を長時間使用できるようになり、連泊でのキャンプや長時間の停電時でも安心感が増します。
【定格出力の向上】
2000Lの定格出力が2200Wであるのに対し、3000Lは3000Wと、約1.36倍に向上しています。
これにより、消費電力の大きい電化製品（電子レンジ、ドライヤーなど）も余裕を持って使用できるようになり、より多くの機器を同時に動かすことが可能になります。
【ソーラーパネル充電入力の強化】
2000Lのソーラーパネル入力が800Wであるのに対し、3000Lは最大1200W。3000Lはより短時間でソーラー充電を完了させることができます。
【本体サイズの小型化と軽量化】
容量が大幅に増えているにもかかわらず、3000Lの重量は25.8kgと、2000L（約18.6kg）から大きく増加することなく、大容量モデルとしては非常に軽量に抑えられています。
これは半固体バッテリーのメリットを最大限に活かした結果と言えるでしょう。サイズも容量の割にはコンパクトに設計されています。
まとめると、Dabbsson 3000Lは、2000Lの持つ「半固体バッテリーによる安全性と長寿命」「高い携帯性」「急速充電」といった強みをさらに推し進め、より大容量・高出力化することで、さらに幅広いニーズに応えられるモデルへと進化しています。
特に、長時間の使用や複数の高出力家電を同時に使いたいなら、Dabbsson 3000Lは非常におすすめです。
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他社メーカー（Jackery）との比較
他社メーカーで3000Whクラスの人気モデルと言えば、やはりJackery 3000 Newでしょう。
そこで、Dabbsson 3000LとJackery 3000 Newを比較してみたいと思います。
Dabbsson 3000LとJackery 3000 Newのスペック比較
| 項目 | Dabbsson 3000L | Jackery 3000 New |
|---|---|---|
| 定格容量 | 3072Wh | 3072Wh |
| 定格出力 | 3000W（瞬間最大6000W) | 3000W（瞬間最大6000W) |
| バッテリー | 半固体リン酸鉄リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン |
| バッテリー寿命 | 4000回 | 4000回 |
| 重量 | 25.8Kg | 27Kg |
| サイズ | 48.5×29.4×24.3 cm | 41.6×32.5×30.5 cm |
| AC充電 | 1.7時間で80%まで充電 | 1.9時間で80%まで充電 |
| 出力ポート構成 | AC×7、USB-C×2、USB-A×2、DC×1、シガーソケット×1 | AC×5、USB-C×2、USB-A×2、シガーソケット×1 |
| 停電時対策 | EPS機能（0.015秒未満） | UPS機能（0.02秒未満） |
| パススルー機能 | あり | あり |
| 専用アプリ | あり | あり |
| 保証期間 | 5年 | 5年 |
| 定価 | 287,000円（大幅割引セールあり） | 359,800円（大幅割引セールあり） |
| 発売日 | 2025年6月 | 2025年3月 |
Dabbsson 3000LとJackery 3000 Newには容量や出力など共通点は多いのですが、やや違いが見られます。
Dabbsson 3000LとJackery 3000 Newの違い
【バッテリーの違い】
Dabbsson 3000Lは半固体リン酸鉄リチウムイオン電池で、Jackery 3000 Newはリン酸鉄リチウムイオン電池です。
「半固体」が付くか付かないかの違いなのですが、半固体リン酸鉄リチウムイオンのほうがより安全性が高く、寿命も長いと言われています。
バッテリー寿命はどちらも4000回ですが、使用回数が4000回を超えてもDabbsson 3000Lだと80％は充電可能ということです。対してJackery 3000 Newは70%となっております。
ACコンセントの充電スピードもDabbsson 3000Lのほうがやや早いです。
以上のことを考えてみると、バッテリーはDabbsson 3000Lに軍配が上がると言えます。
【重量やサイズの違い】
ややDabbsson 3000Lのほうが軽く、サイズも小さいです。Jackery 3000 Newは発売当時は3000Wクラスで最軽量、最小モデルと言われていたのですが、Dabbsson 3000Lがさらに最軽量、最小になりました。
【出力ポート構成】
出力ポートもDabbsson 3000Lのほうが充実しており、13個もあります。いろいろな機器へ同時に給電することができます。対してJackery 3000 Newは10個となっています。
【停電時対策】
Dabbsson 3000LはEPS（緊急時電源装置）、Jackery 3000 NewはUPS（無停電電源装置）の機能があります。
どちらも停電時に機器への電力供給を継続する機能です。
EPSは一般的な家電に使われるのに対して、UPSはサーバーやデータセンター、医療機器、精密機器など、電力供給の瞬間的な途切れも許されない場面で使われる機能です。
ただ、Dabbsson 3000Lは0.015秒未満で切り替わるのに対し、Jackery 3000 Newは0.02秒未満なので、実質的にDabbsson 3000Lのほうが性能が良さそうですね。
【価格】
価格もDabbsson 3000Lのほうがだいぶ安くてお得感があります。
どちらもセール時には大幅割引がされて定価よりかなり安く購入できるので、セール時は見逃さないようにしましょう。
どちらがおすすめ？
価格や性能を重視するならDabbsson 3000Lがおすすめです。
一方、Jackeryはデザインが洗練されていてかっこいいです。また、ポータブル電源としては古くからあるメーカーなので、ユーザーからの信頼性が高いことで知られています。
デザインや信頼性重視の方はJackery 3000 Newが良いと思います。
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Dabbsson 3000Lの口コミ・評判
ただいま調査中です。今しばらくお待ちくださいませ。
Dabbsson 3000Lはスペックの割にお手頃価格ですし（特にセール中は大幅割引あり）、2000Lもかなり高評価だったので、肯定的な口コミが多くなるのではないかと個人的には予想しています。
Dabbsson 3000Lを買ったほうが良いタイプ
Dabbsson 3000Lは、以下のような人なら買った後に後悔することはないと思います。
- コンパクトかつパワフルな高コスパモデルを求める人
- 停電対策や災害時への備えを重視する人
- アウトドアや車中泊で快適さを追求したい人
- DIYや電動工具を屋外で使用したい人
- 最先端のバッテリー技術と安全性を重視する人
まとめると、Dabbsson 3000Lは「大容量・高出力を妥協せず、かつ安全性・長寿命・携帯性・充電速度も優れ、本格的なポータブル電源」を求めている人に最もおすすめできるポータブル電源と言えるでしょう。
このように、Dabbsson 3000Lは非常に高性能なポータブル電源ですが、その特性上、すべての人におすすめできるわけではありません。
以下のような方には、Dabbsson 3000Lはおすすめできない、またはオーバースペックになる可能性があります。
- そこまで大容量・高出力が必要ない人
- 持ち運びやすさを最優先する人
- とにかくシンプルな機能で十分な人
- 設置スペースに限りがある人
- とにかく安価なポータブル電源が良いという方
まとめると、Dabbsson 3000Lは、「大容量・高出力・高性能を必要としない、または予算や携帯性（重さ）を最優先するライトユーザー」には、オーバースペックであったり、不必要に高価であるため、おすすめできないです。
記事まとめ
Dabbsson 3000Lは2000Lから容量や出力が大きくなったモデルで、今のところ3000Wクラスとしては最小、最軽量で容量の割には扱いやすいモデルです。
このくらいの容量や出力があると、災害や停電時、アウトドアやキャンプ車中泊などのときにかなり余裕をもって使用できるので、かなり頼もしい相棒となるでしょう。
また、他社メーカーと比べてもかなりコスパがよく、例えば人気のポータブル電源メーカーのJackery 3000 Newと比べても、性能が良いうえに価格も安く、単純にスペックだけで比較するならDabbsson 3000Lのほうがおすすめできます。
定価は結構高いですが、セール中にはかなり大幅値引きされるので、セール期間を逃さないようにしましょう。
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